お知らせ

早めの準備を

日に日に秋が深まってくるのを実感するこの頃

来週には二十四節気の「霜降」

冬の足音が聞こえてくるようで、なんだか身構えてしまいます

私たちのように雪国に住んでいる者にとっては

まだ寒くならない今の時期に住宅のメンテナンスをしておくことが

安心して冬を迎えるために重要かもしれません

以下に、雪国で秋のうちにチェックしておく点をいくつかご紹介します

【 屋根の点検と補修 】
雪の重みや融雪水が屋根にダメージを与えるため、屋根の状態を確認し、事前に対策を取っておきましょう

■雨どいや排水口の清掃:落ち葉やゴミが詰まると、雪解け水が適切に排水されず、屋根や壁にダメージを与える原因になります
詰まりがないか確認し、清掃を行いましょう

■屋根材のひび割れやずれの確認:金属板のひび割れやずれがないか確認し、必要に応じて補修することにより、雪解け水の浸入を防げます

■雪止め金具の点検:雪が滑り落ちるのを防ぐ雪止め金具がきちんと機能しているか確認します
金具が緩んでいたり、破損している場合は交換が必要です

【 窓やドアの断熱対策 】
冬の寒さを防ぎ、室内の暖気が逃げないように、窓やドアの断熱性能を高めることが重要です

■隙間風の対策:窓やドアの枠に隙間があると冷気が入り込み、暖房効率が悪くなりますので、隙間を埋めるシーリング剤や隙間テープを使用します

■断熱フィルムの貼り付け:窓ガラスに断熱フィルムを貼ることで、窓からの熱損失を軽減し、室温を保ちやすくします

【 外壁と基礎の点検・補修 】
冬の寒さや融雪水から家を守るため、外壁や基礎の状態を秋のうちに確認しておきましょう

■ひび割れの確認と補修:外壁や基礎部分にひび割れがあると、そこから水が浸入し、凍結や融解によってさらにダメージが拡大する可能性がありますので、早めに補修しておきましょう

■防水コーティングの再施行:外壁の防水コーティングが劣化している場合、再コーティングを施すことで雪や氷の影響を軽減できます

【 暖房設備の点検と清掃 】
寒冷地では暖房設備が命綱ともいえる重要な存在です
秋のうちにしっかりと点検・清掃を行い、冬に備えましょう

■ボイラーやストーブの点検:ボイラーや灯油ストーブの燃焼状態やフィルターの汚れを確認し、必要に応じてメンテナンスを行います
燃料の供給がスムーズかも確認してください

■煙突や換気設備の清掃:暖房を使用する際に必要な換気設備や煙突も、しっかり清掃しておきます
詰まりや腐食がないか確認し、安全な状態にしておきましょう

【 排水設備の凍結防止対策 】
冬の寒さで排水管や給水管が凍結すると、配管が破裂し大きなトラブルに繋がりますので、事前に凍結防止対策をしておくことが必要です

■配管の保温材巻き付け:露出している給水管や排水管に断熱材や保温材を巻き付けることで、凍結を防止できます

■凍結防止ヒーターの設置:特に寒さが厳しい地域では、凍結防止ヒーターを配管に取り付け、温度が下がると自動で加熱するように設定すると安心です


まとめ
秋のうちにしっかりとしたメンテナンスを行うことで、冬の厳しい気候に備えたいものです
屋根や配管の点検、断熱対策、暖房設備の準備など、計画的に進めておくことで、冬のトラブルを防ぎ、快適に過ごすことができるでしょう

ちょっと、気が早かったですかね?!